指導者によって一致しないロシアの北方領土問題に対する表明。北方領土問題は交渉の対象であるとする一方、近年になり大統領が変わることで、再び第二次世界大戦結果だと歩み寄ろうとしない主張に変わってきた。妥協案として2島(歯舞・色丹)の返還で収めようと考えているようだ。
1956年日ソ共同宣言で平和条約を締結し、ソ連は日本に2島(歯舞・色丹)の返還を宣言した。その後のソ連は北方領土問題が解決済との立場に変わり、日本としては納得のいかない形となった。