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慰安婦問題

日本と韓国との関係を述べる中で忘れることができない問題が「慰安婦問題」です。

慰安婦問題とは第一次世界大戦や第二次世界大戦の頃に、従軍慰安婦として関わっていた女性に対する謝罪と補償(賠償)に関する問題で、日本は軍の関与を認めて謝罪し、日韓基本条約を結んだ頃に金銭での補償をしたのに関わらず、追加で「アジア女性基金」を設立し金銭補償をしたにも関わらず、未だに韓国が「もっと補償しろ」と日本へ求めている問題です。

そもそも慰安婦とは?

慰安婦とは、第一次世界大戦や第二次世界大戦の戦争時に、軍人の性的な欲求を解消させるために設置された慰安所で軍人の相手をしていた女性たちのことで、日本人の他、植民地や占領した地域から集めた朝鮮人(当時は韓国と北朝鮮が分かれていなかった為まとめてこう呼ぶ)、中国人、台湾人、フィリピン人、インドネシア人がいました。

慰安所は中国各地に200程度、フィリピンやビルマ、インドネシアなどの東南アジアに100以上設置されていました。

これは戦時中では軍規の維持や軍人による性犯罪の抑止のため当たり前に良くあったことで、日本だけではなく、アメリカやロシア(当時はソ連)、ドイツやイギリスなど当時戦争に参加していた国でも行われていたことで、慰安婦問題を大きくした韓国自身も朝鮮戦争の時に行っていたことでもあります。

それなのに韓国は自分たちが行ったことは棚に上げ、日本だけが国際社会から悪者扱いされる状況を作り出しました。

日韓基本条約

日韓基本条約とは、1965年に日本と韓国との間に結ばれた条約で、その内容は、日本が戦争での韓国に対する責任を認め謝罪と賠償を行うことで、謝罪と賠償後は戦争に関する問題を日韓それぞれで問題視しないことを約束したものでした。簡単に言うと、もう戦争時にあったことに対して文句は言いませんよーというものです。

そして日本は韓国に対して謝罪し、当時の韓国の国家予算約3.5億ドルの3倍にもあたる合計11億ドル以上の賠償金を支払いました。

この賠償金の支払いをもって、戦争時に朝鮮人に行った行為に対する謝罪と賠償は両国同意のもの完全に終わったはずでした。

韓国はこの時に支払われた賠償金を使って国内のインフラ整備や企業への投資を行い、経済を発展させました。

従軍慰安婦強制連行問題

1977年に元日本国陸軍に所属していた吉田清治が、軍の命令で慰安婦にするために済州島で女性を強制的に連行したと告白した『朝鮮人慰安婦と日本人』を刊行。のちに強制連行があったとされる済州島の済州新聞が数年の追跡調査の結果、そのような事実がなかったということを1989年に発表。吉田清治もこれは虚偽だったと改められましたが、時すでに遅し。朝日新聞が強制連行が実際に行われていたという記事を何度も掲載し、世界各国に日本国軍の非人道的行為が注目されるようになります。

そして1991年に実際に従軍慰安婦として強制連行されたとされる韓国人の女性が実名で名乗り出ました。その女性を含め数人の慰安婦だった女性たちが日本政府を相手取り、慰安婦の募集・渡航などに関し日本国軍が関与していたと謝罪と補償を求め東京地裁に提訴しました。

実はこの提訴は強制連行に対する提訴ではなく、敗戦による慰安婦の給料が支払われなかったことに対する謝罪と補償を求めたものでしたが、朝日新聞が吉田清治の本の通りに強制連行があったとする訴えだという記事を出したがために、提訴した女性たちも強制連行されたことに対する謝罪と補償を求めだすことになりました。

すると、慰安婦として働いていた中国人、台湾人、フィリピン人、インドネシア人の女性からも補償を要求する声があがり、国際的にも注目されるようになりました。

日本政府は1991年12月に調査を開始。ですが、強制連行された人数になんの根拠もないことや、日本国軍が実際に強制連行をしたという証拠が全くありませんでした。そんな中なぜか当時の日本政府の官房長官であった河野洋平官房長官が1993年に強制連行はあったとする河野談話を発表。慰安婦の強制性を認め謝罪。これにより、日本が公式に強制的に従軍慰安婦として女性を連行していたと認めたことになってしまいました。

日本政府による謝罪と補償

日本政府は改めて強制連行はなかったとしていましたが、1996年1月に国連人権委員会に法的責任の受け入れや賠償などを日本政府に勧告する報告書が提出され、国連人権委員会は「留意する」と決議。日本政府は補償をしなければならない状況になりました。

しかし、日本と韓国の間には「日韓基本条約」が結ばれており、その時の賠償金をもって朝鮮人に行った行為に対する問題は解決をしていたので、国家としての新たな個人補償はできないという立場がありました。

ですが、国連人権委員会での決議もあったこともあり、何もしないわけにはいきません。そのため「アジア女性基金」を設立し、基金という形で慰安婦として働いていた人たちに補償を行いました。

これにより、慰安婦問題は解決。かと思われましたが、韓国の元慰安婦と韓国政府はさらなる補償を求めてきています。

慰安婦問題は最終的にどのようになれば解決するのでしょうか?何度も求めてくるのではなく、一度で全てを求めてきてほしいものですね。