日韓併合
1910年大韓帝国を併合した日本。伊藤博文、桂太郎、小村寿太郎の3人で決定した韓国併合は、寺内正毅の手によって最後の仕上げが行われた。この日韓併合により、朝鮮統監は朝鮮総督府となり、寺内正毅は初代総督として朝鮮半島全土を支配。民族独立運動の弾圧目的で朝鮮総督は絶対的権限を行使することができた。再度大きな乱が起きないためにも、統治機構を設置したのだろう。
ハーグ密使事件
乙巳条約に反対する義兵の動きが強まる。韓国はハーグで開かれる会議に3人の特使を派遣したが、参加できなかった。そこで各国代表に直接立会い、乙巳条約の不法性と日本の侵略について訴えたが相手にしてもらえなかった。このことを知った日本は韓国の皇帝を後退させ、韓国軍を解散させた。