朝鮮への経済支配
朝鮮総督府は日本経済へ貢献するべく、朝鮮からどれだけの財源が確保できるかが一番大きな仕事。まず、土地調査事業により土地所有者の確定を行った。3%の地主が全農地の5割以上を持ち、農民の約8割が地主から土地をかりて耕す形となった。また、日本の食料不足を補うため食糧増産が行われた。一時コメの輸出量は増加。しかし食糧増産計画が終了し、日中戦争、第一次世界大戦により、日本の経済情勢は悪化をたどる。
会社令
農業以外に総督府は会社令を公布した。条件にあわない場合は事業の解散を命じられた。よって、朝鮮人の会社は1割にも満たなかった。昔の日本による朝鮮の経済支配を詳しく知らない方もたくさんいるのではないだろうか。